相手の心を「くすぐる」心掛け

「ドラゴンクエスト展」

みなさんはご存知でしょうか?

 

スライムなど有名なキャラクターを多く抱える国民的RPG。

ゲームに関心のない方でもタイトルを耳にしたことはあるでしょう。

 

その誕生25周年を記念したイベントが、

六本木ヒルズで行われています。

 

何を隠そう、

私も幼少期をドラゴンクエストに捧げた身です。

当然のことながらイベントに参加し原点回帰をしてきました。

 

 

ドラゴンクエストに限らず、

ここ数年、大人の童心をくすぐる企画が増えています。

 

・キン肉マン

・ドラゴンボール

・ドエラゴンクエスト etc...

 

まさに幼少期にリアルタイムで見ていたものが、

親の世代になって触れることができる。

 

子ども心をくすぐることで、

幼少期に夢見ていた「大人買い」を誘う戦略だとは分かりつつも…

やはり、手を出してしまうものです。

 

子ども心をくすぐる戦略がうまいのか… はたまた、

子ども心をくすぐられる大人が幼いのか…

 

自問自答しても答えは出ません。

 

 

ところで、

心をくすぐるというのは、

何もマーケティングの世界だけではありません。

 

日常生活の中でもうまく取り入れることで、

無機質なものを魅力的に見せることができると考ています。

 

 

採用担当である私も、

「くすぐる」心掛けをはじめました。

 

それは、

実際にお会いした方に直筆のメッセージを贈ること。

 

はじめて1年にもなりませんが、

応募者の方には好評です。

 

 

そして、

この活動を始めて逆に感じたこともあります。

 

それは、

相手の心を意図的にくすぐろうとすることで

相手からも心をくすぐられることが多くなる ということ。

 

 

一つ実例を…

現在活躍しているスタッフが応募者のときのことです。

 

弊社は複数回にわたり選考を設けているのですが、

一次選考の際に弊社に興味を持ってくれたことへの感謝を込めて、

直筆のメッセージを渡しました。

 

すると、なんと

次の選考の際に鉄道切符をモチーフにした

「アサコミへの片道切符」を作ってきてくれました。

 

デザイナーなので作ることじたいは、

難しくはなかったでしょう。

 

しかし、

相手の心をくすぐろうと意図してくれたことが、

とても嬉しかったです。

 

そんな人だからこそ、

お客さまの心を揺さぶれるスタッフになれる。

私は真剣にそう思いました。

 

 

何も難しいことではなく、

・どうしたら相手の心に残れるか?

・どうしたら大勢の中から一歩出られるか?

・どうしたら相手にとって自分を魅力的に魅せれるか?

 

それを考えて相手に接すれば、

自然とできてくるのもではないでしょうか。

 

 

ちなみに、言うまでもありませんが…

そのスタッフは弊社になくてはならない存在になっています。

2011年11月24日  研究テーマ:, ,
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