【学校・塾・教育業界編】webで見られる業界紙（業界新聞）のおすすめ一覧

「教育もまた、教育を必要としないだろうか？」

これは「資本論」で有名なカール・マルクスの名言です。“教育者への教育も大事だよ”という意味なのか、“教わる側にも下地がないと教育が根付かないよ”という意味なのか、さすが難解と有名な資本論を書いたマルクスおじさんだけに、教育の難しさについて深く考えさせられる名言です。

頭が良さそうな振りはここまでにして、“2020年教育改革”や“アクティブ・ラーニング”など、学校の先生や経営者の皆さんも日夜、業界の変革にキャッチアップしないと生き残れない厳し～い時代になりました。そんな中で我らが業界紙こそ、教育関係者の皆さんを強力にバックアップする貴重な情報源です。今回も簡単なレビューをさりげなく添えて業界紙（業界新聞）をピックアップしました。

学校・塾・教育業界

日本教育新聞電子版　NIKKYOWEB: 日本最大の教育専門全国紙。メニューが細かく分類されていて、教育に関する情報を幅広く網羅したい人にはうってつけ。トップの記事以外は有料記事（月額2,000円+税～）が多めです。記事が地域でタグ付けされていて地域版として絞り込めるのが便利。有料会員であればかなり満足度の高い情報収集ができそうです。さらには動画版もあります。
教育新聞: 購読会員限定の記事が多めです。年間1,600本以上の有料記事もまとめてアプリで見られる有料（月額2,000円+税）の電子版プランもあります。教員採用試験というニッチな分類もあります。なぜか幼稚園・保育園で記事が分類されていないですが、特別支援教育に関する情報は充実しています。
KKS Web:教育家庭新聞ニュース｜教育家庭新聞社: 記事の分類がかなりユニークです。（例「学校施設」「学校図書館」「教育旅行」など）「学校施設」には業者による商品のプレスリリース記事もあったりして、他のサイトとは違う視点から情報収集したい人は一見の価値アリです。無料のメルマガ購読もあります。
ベネッセ　教育情報サイト｜育児から受験に役立つ情報まで: 業界紙ではなく子どもと保護者向けの教育ポータルサイトですが、学校の先生方も参考にしているはずなのであえてご紹介。「子育て」「教育」「受験」「英語」と潔く4分類されていて、さらにテーマで絞り込めます。
高校生新聞オンライン｜高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア: こちらも業界紙ではないですが、あえて紹介しちゃいます。高校生のためのメディアなので高校生活のトレンドを追うにはすごく便利なのではないでしょうか。
SENGAKU-NET（専門学校新聞社）: 専修学校に絞ったニュースを提供。カテゴリは少ないですが、専門学校に絞った記事はありがたいですね。ただしスマホ対応していないので覚悟。
ICT教育ニュース - ICT教育分野における最新ニュース発信 -: その名の通りICT教育に特化したニュースサイト。ICT教育だけでもずいぶん情報があります。ニュースリリースの投稿（無料だが審査あり）もできますので、業者の方は要チェックです。
月刊私塾界｜全国私塾情報センター: 学習塾業界唯一の専門誌だそうです。記事数も充実していて、特筆すべきは毎年発行される「学習塾白書」（￥25,000～）。かなり濃い情報が収集できそうです。
民間教育現場の運営責任者を応援するスキルアップマガジン「塾と教育」: 学習塾などの民間教室の運営に重要な4つの戦術（集客、成績アップ、顧客管理、人事マネジメント）を発信。「日本民間教育大賞」というアワードもアーカイブされていて、どんな方のどんな功績が評価されたのかがわかります。
不登校新聞: NPO法人の全国不登校新聞社による、なんと日本で唯一の“不登校”の新聞。有料記事が多いですが、不登校・ひきこもり経験者の記者が参加していたりとコダワリを感じます。
幼稚園・保育園の先生（保育者）が読むIT専門紙「パステルIT新聞」: 幼稚園・保育園の先生向けのIT専門紙。IT活用の情報をお届けして先生や園のお役に立つというコンセプトなんでしょうか。幼稚園・保育園に絞っているのはすごい運営判断です。