クレドを浸透させる方法

弊社では必要に応じて、制作させていただいた印刷物の「使い方マニュアル」の作成とレクチャーを行っています。

 

もっと具体的に言うと、例えば『クレドカード』を作った後に一番大変なのはその“浸透のさせ方”です。そもそも、作った本人でさえ「クレドとは何か?」ということを全スタッフに納得してもらえる説明ができるかというと、できない場合も少なくありません。

 

クレドをカードにして「皆さんいつも携帯して守りましょうね。」では、絶対に浸透なんてしません。

 

浸透させるには、浸透させるための仕組みづくりが必要不可欠です。

その方法も弊社でアドバイスなりレクチャーなりをさせていただいております。

 

例えば、最近増えてきた『2つ折り名刺』

これも凝ったデザインでいい紙を使っていいモノを作っても、それを今までの名刺と同じように渡すだけではせっかくの効果も半減してしまいます。

 

普通の名刺には、普通の名刺なりの渡し方が。
2つ折り名刺には、2つ折り名刺なりの渡し方があります。

そういうことも経験知が大きく左右しますし、何かモノを作るときに、多くの人は「作ること」を重要視して完成したら終わりにしてしまうことが多いです。

確かに良いモノをしっかりと作ることはもちろん大切ですが、多くの場合、その「使い方」の方がより重要です。

 

100の魅力を持つモノを25%しか伝えられないよりも、75の魅力であっても80%を伝えられれば、

 

  • 100(の魅力)×25%(の伝達)=25
  • 75(の魅力)×80%(の伝達)=60

 

と、2.4倍の効果が得られます。これこそが、“伝える技術”のひとつです。

 

私たちがお客さまに対してお手伝いさせていただきたいのはココです。これが一番大事ですから。

これは印刷を102年やっている会社だからこそ、とも言えるかもしれません。

2012年2月21日  研究テーマ:, ,
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