自社ブランディングは日々の努力。(その4)

引き続き今回は「ツール編」です。

 

これはつい先日まで使っていた会社案内パンフです。

通称”赤本”と”青本”は、

コーポレートカラーの赤と青から決められています。

 

コーポレートカラーは徹底的に使い倒して、

(逆にそれ以外の色使いは禁止するくらいの勢いで)

やっていかないと印象としてはなかなか残りづらいです。

 

ロゴもコーポレートカラーも同じです。

”使い方”をしっかり決めて、

とことん徹底して使い倒す。

 

そして、「そこから外れたことはできないようなルール」を用意しておくことです。

これが社内浸透の秘訣です。

 

そしてこの2冊はどう分かれているかと言いますと・・・

赤は「事業案内」としまして、すべての営業品目を紹介できるようになっています。

青は会社概要としまして、これからの自社が向かう方向を示唆する内容になっています。

 

部分的に、銀泊を使ったりイラストは特厚ニスという透明で立体的な印刷をしています。

印刷会社が自社のためにだからできる特権です(笑)

その分、このパンフはとても高評価いただきました。

 

こちらの山盛りになっているのは、2つ折りの名刺です。

こちらもロゴとコーポレートカラーのルールをしっかり守っています。

 

こちらも色々と細かいネタを仕込んでいますので、

はじめてお会いするお客さまのウケは上々です。

 

こちらはサンクスカード。

はじめてお会いして名刺を渡した方に、

その次の日には投函されるお礼状です。

 

ですので、わざと名刺と同じデザインにしています。

「あ、この前の!」となるように。

 

こちらは会社のルールブックです。

私たちの行動指針となるもの。

全員が持っています。

 

封筒も全てのサイズが同デザインで揃えてあります。

もちろんロゴが目立つデザインで。

 

(黄色の封筒は、印刷会社独自のちょっと特殊なもので、「校正用封筒」と呼ばれています)

これは「校正」(確認)用の書類を渡すときにのみ使われます。

校正(確認)には必ず期限がありますので、忘れられないよう目立つ色にしているのです。

 

こちらはロゴの使用マニュアル。

ロゴの使い方の説明書です。

カラーの場合はこういう使い方、

モノクロの場合はこういう使い方、

絶対にやってはいけないNG項目も書かれています。

 

こんな感じで、

とにかくロゴとコーポレートカラーの使い方と浸透の仕方を徹底しています。

 

とにかく徹底しています。

ここまで徹底すると、嫌がる人や恥ずかしがる人がいるのも事実です。

でもこれはどこの会社でも同じだと思います。

 

しかも、創業100年の会社ともなるとなおさらです。

 

でも大切なのは、

「会社のこれから」です。

 

少しでも会社をよくするための日々の努力。

当社の取り組みのご紹介は、まだまだ続きます。

2012年11月13日  研究テーマ:
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