”プレゼン”の大切さに気づけるかどうかが大きな差。

”プレゼン”

 

こう聞いただけで拒否反応をしてしまう人がいるくらい、

みんなが苦手なものであるという事実。

でもそこには、「ある大きな誤解」が含まれています。

 

その誤解とは何か?

 

それは・・・

「プレゼンとは、資料を用意してスライドを使い、多くの人の前に立って話をすること」

こういうふうに思い込んでいる人が意外と多いことです。

 

でも実は”プレゼン”とは、

「世の中に存在するすべてのコミュニケーション」のこととも言えます。

言い換えると、あらゆる意味での「魅せ方」すべてが”プレゼン”です。

 

プレゼンテーションという言葉は、

英語での会話では上記の意味合いで使われています。

日本語の「プレゼン」は本来の意味合いのほんの一部だけを切り取ったものに過ぎないのです。

 

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Wikipediaによると・・・

プレゼンテーション (Presentation) とは、情報伝達手段の一種で、聴衆に対して情報を提示し、

理解・納得を得る行為を指す。略してプレゼンとも呼称される。

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こう考えていくと・・・

あらゆるメディアのチカラを通じて「伝えること、伝わること」の支援をしていく当社にとって、

”プレゼンがうまくできること”はある意味必須事項です。

 

ということで実はいま、

社内の一部でけっこう熱くなり始めています。

「プレゼン上手な人を増やしていこう!」

 

どんな職業でも職種でも、

仕事をしていれば大なり小なり何かしらの「プレゼン」の機会はあるはずです。

誰にとっても、

普段の生活の中でも意外と「プレゼン」の機会があったりもします。

 

それは、

営業マンがお客さまと会って立ち話をしている5分間であっても。

これも、

立派なプレゼンです。

 

それは、

営業マンがお客さまの会社へ行っているときの一挙手一投足も。

これも、

立派なプレゼンです。

 

建物を出てすぐにネクタイを緩めたり、

煙草に火をつけるなんて論外です。

 

それは、

社内で上司に何かの意見や提案を認めてもらうことも稟議を通すこともプレゼン。

 

新卒採用の説明会も面接も、

中途採用の面接もすべてがプレゼンです。

 

弊社は「工場見学」も受け付けています。

これだってもちろん立派なプレゼン。

 

協力会社さんがいらしているとき、

近隣の住民の方々へ対しても同じ。

 

会社の前の道路にゴミが落ちていないかどうか、

会社の窓ガラスが汚れていないかどうか。

これももちろん立派なプレゼンです。

 

すべてが、プレゼンです。

目に見えるもの見えないもの、

すべてがプレゼン。

 

 

よく小さいころから、

「まわりの目を気にするな、自分は自分だから」と言われてきました。

 

でもビジネスの場面においては、

「まわりの目を気にすること」はとても重要なことです。

死活問題であるとも言えるくらい。

 

業界の中でどんなポジショニングを取るかで会社の運命が決まります。

これは常に社会の情勢、業界の動向、他社の状況を気にしていなければなりません。

 

会社、商品、社員、経営者の見せ方次第でその会社の価値が変わってきたりもします。

その印象によって選ばれる選ばれないが決まると言っても過言ではありません。

 

大げさに言えば、

「まわりの目を気にすること」で会社の運命も売り上げも、

社会からの評価もお客さまからの評価も変わってきます。

 

これは決して大げさな話ではなく、

会社の運命を変えるくらいの重要なことです。

そこで腹炊いている人たちの「社会人としての運命を変えるくらいのこと」です。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、

「だから、”プレゼン”を大切にしていこう!」

「だから、”プレゼン”がもっとうまくなりたい!」

ということで、最近社内で数人が積極的にプレゼンを学び始めています。

 

はじめは、みんなプレゼンが嫌いです。

はじめは、みんなプレゼンが苦手です。

 

でも、練習を重ねていざやってみると緊張と不安と失敗と反省とともに、

少し自信がつきます。

 

そして、

その少しばかりの”自信”は「もう一回やってみよう」となります。

前回よりもそのハードルが下がってきます。

 

そして、緊張と不安と失敗と反省とともに、また少し自信をつけます。

その繰り返しで、上達していきます。

 

「これこそが、”場馴れ”」です。

 

そしてそのスパイラルに入った人は、

みんなこう言います。

 

「人前で堂々と話せる社会人って、カッコいいよね」

 

「自分は営業じゃないから、”プレゼン”って関係ないことだと思っていたけど・・・、みんな必要なスキルだね!」

 

 

 

 

私たちは、常に「魅せ方」を磨いていかなくてはなりません。

「伝えること」と「伝わること」のお手伝いをする会社として。

2012年7月24日  研究テーマ:
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