人生のはじまり。

今日の朝、

駅で電車を待つ時間、

通勤の電車に乗っている時間、

12年前のことを思い出していました。

 

新社会人として、

初めての出社日。

入社式の日のこと。

 

あのときの自分は、

その日から始まる日々は、

それまでの延長線上のものだと

思っていました。

 

でも、

違いました。

 

今までとは全然違う日々。

今までとは全然違う義務と責任。

今までとは全然違う権利と自由。

 

そう、

仕事をし始めることとは、

実家を出て経済的にも自立をするということとは

様々な責任と義務をすべて自分で背負うということです。

そのぶん様々な権利と自由を手に入れることもできます。

 

そう、

ある意味ここからが「人生のはじまり」です。

今まではそのための準備期間に過ぎなかった。

 

大変なことは、

たくさんあります。

 

喜ばしいことも、

嬉しいことも、

楽しいことも、

悲しいことも、

辛いことも、

憤ることも・・・

 

すべては、

自分しだい。

 

そう、

社会に出ると

すべては自分しだいなのです。

 

今までもそうだったかもしれませんが、

これからはすべての結果の責任は自分にあります。

それは今後の人生を変えるかもしれません。

いい意味でも、悪い意味でも。

 

だから、

すべては自分しだいなのです。

 

僕が尊敬するある人の会社では、

『雪が降っても自分の責任』

というクレドの一項目があります。

 

学生のときは、

電車が遅れても許されました。

証明書を持っていけば、

試験も受けられます。

 

社会人になったら、

そうはいきません。

電車が遅れて遅刻しても、

その人の責任です。

遅延証明書なんて、

関係ありません。

 

そんなことは、

”お客さまには関係ない”からです。

 

そんな言い訳は、

通用しません。

「遅れた」という

結果のみが事実です。

それが社会です。

 

僕もこの言葉を

社会人1年目に教えてもらっていたら

違う「いま」を手に入れていたかもしれません。

 

だからこそ、

今日から社会人になったみなさんへ

この言葉をプレゼントします。

 

『雪が降っても自分の責任』

2012年4月2日  研究テーマ:
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