【2025年版】デザインの参考に!おしゃれな統合報告書まとめ

“ファッションは廃れるが、スタイルは永遠だ”
ファッションデザイナーであるココ・シャネルの名言で、流行(トレンド)は一時的なものだが、自分に似合うもの、自分を表現する「スタイル」は一生の宝物だという意味ですね。デザインのトレンドをキャッチアップするも大切ですが、物事の本質をどのように表現し、どのように伝えるのか、いわゆる「スタイル」の意識をおろそかにしないよう心がけたいものです。今回は、デザインの参考にしたい統合報告書を集めました。
この記事で紹介する統合報告書は弊社の制作実績ではありません。
統合報告書のデザイン参考例
コントラスト強めの力強いメッセージ(日清食品ホールディングス)
コーポーレートカラーを強調したコントラスト強めの潔いデザインで、活力ある力強い印象を受けます。同社の「VALUE CREATION BOOK」(価値創造ブック)は世界最大のアニュアルレポートのコンペティション「International ARC Awards」で3年連続で受賞しているのでこちらも要チェック。
引用元:統合報告 | 日清食品グループ
新スタイルの統合報告書(株式会社ZOZO)
一般的な統合報告書に比べて1ページあたりの文字量が密でなく、ナビゲーションを使って目的のページにジャンプできるなどインタラクティブにも対応していて、Webサイトに近い感覚で読むことができます。統合報告書は投資家をはじめとするステークホルダーへのプレゼンテーションともいえるので、これからの統合報告書の新しいスタイルともいえるかもしれません。
引用元:統合報告 - 株式会社ZOZO
ブランドの“温もり”や“優しさ”を表現(株式会社良品計画)
おしゃれなライフスタイルブランド「無印良品」でおなじみ。人気商品である文具によく使われるクラフト紙をテクスチャーとしたデザインは温もりや優しさを感じさせます。堅い内容を少しでも和らげる工夫は、お堅い内容になりがちの統合報告書には重要なデザイン要素といえます。
ブランドメッセージを美しくビジュアル化(ヤマハ株式会社)
世界最大の楽器メーカーのヤマハでは、ブランドプロミスとして人々が心震わす瞬間を“Make Waves”という言葉で表現しています。音だけでなく、個性、感性、創造性の波という意匠なのか、波形にも見える美しい有機形状をモチーフとした装飾が随所にあしらってあります。ブランドメッセージを端的に且つ美しくビジュアル化した好例です。
細部まで徹底された美意識(株式会社資生堂)
「資生堂書体」という独自のフォントを作るほど表現にこだわりを持つ資生堂は、統合報告書のデザインにも徹底した美意識を感じさせます。資生堂書体も使いつつ、図版率がやや高めで全体的に余裕のある印象を受けます。統合報告書は発行するけれども、紙媒体では配布しないという企業が多い中、ページ数に捉われずに、より伝わりやすいデザインを追及することは重要かもしれません。
親しみやすさと信頼を両立した“まるい”デザイン(株式会社しまむら)
同社は2024年に初めての統合報告書を発行しましたが、その完成度の高さが話題です。全体的に角丸のデザインやアイコンを多用し、親しみやすさや安心感を表現しています。色使いも同社のコーポレートカラーを基調にしながら、彩度を抑えたパステル系の配色を用いることで、情報の多さを感じさせない軽やかな印象に仕上がっています。
引用元:統合報告書 | しまむらグループ
複数のページでひとつのデザインに見せる“技あり”デザイン(株式会社LIXIL)
複数のページが並ぶと、ひとつのデザインに見えるユニークなデザインが使われています。似たケースとして複数の画像を並べてひとつの画像に見せる表現手法がInstagramやGoogle Playでもよく見られますね。紙媒体で見ると、ひとつのデザインとは気づかないので、タブレットなどのデジタルデバイスで見た場合を強く意識したデザインと言えます。
大胆かつ有効的な紙面設計(東急不動産ホールディングス株式会社)
統合報告書の紙面では16:9に近い比率で「PCで見た際の余白の少なさ」と「見開きのような表現力」を両立させる特殊なサイズとしてよく使われます。同社では本文を従来の白銀比の紙面サイズに収め、その分の余白をナビゲーションに割り当てています。インタラクティブPDFとしてナビゲーションを設置するケースは多いですが、紙面の右側に設置するケースは珍しいですね。統合報告書のようにインデックスの文字数が多い場合には有効です。
文字サイズの緩急と余白で読みやすいデザイン(株式会社メルカリ)
同社が発行する「Impact Report」は、GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「改善度の高い統合報告書」に2年連続で選定されています。文字どおりインパクトを感じる表紙デザインもさることながら、一般的な統合報告書よりも本文の文字サイズに緩急をつけつつ、余白も十分に確保するなど、PCでの閲覧を強く意識した読みやすいデザインとなっています。
「未来」までの道のりを示すデザイン(株式会社マネーフォワード)
同社ではコーポレートサイトや有価証券報告書とのすみ分けを意識し、従来の統合報告書から名称を変更しました。「未来」をテーマにした“ビジョンレポート”として、未来の目的地までの道のりと、そこへ向かう想いを中心に構成されています。ストーリーテリングが重要視される統合報告書では、ぜひ参考にしたいデザインです。
図版率や余白を追及したデザイン(J. フロント リテイリング株式会社)
全体的に図版率や余白のメリハリが効いていて、限られたページ数と紙面でもデザイン性を追及しています。ページの随所にデザイン的な工夫な見られ、密で窮屈な紙面になりがちの統合レポートにおいても、工夫次第でデザイン性を確保できると気付かされる好例です。
企業のブランドイメージを美しくビジュアル化したデザイン(株式会社アシックス)
ファッショナブル且つスタイリッシュで健康的。誰もが抱く同社へのブランドイメージをビジュアル化すると、このようになるではという、まさに本質を的確に捉えたデザインです。章ごとに用意された扉絵も、単なる視覚効果だけでなく、読み手にわかりやすく情報を区切る役割も果たしており、ビジュアルと機能性を高度に両立させた好例です。
私たちは企業の情報開示を支援する会社です。
最後までお読みいただきありがとうございます。私たちアサヒコミュニケーションズでは、統合報告書のデザインなど企業の情報開示を支援しており、その他のさまざまな業務にも対応可能な制作会社です。統合報告書やサステナビリティレポートの発行をご検討中の企業さま、ぜひお声がけをお待ちしております。






