採用活動の目的地

みなさま、こんにちは。

人事担当です。

 

埼玉は雪が降っておりますが・・・

みなさまは、「デスティネーション化」という言葉をご存知でしょうか。

 

直訳すると「目的地化」となるこのフレーズですが、

旅行関連産業でよく使われている戦略です。

以前までの旅行は、

「アメリカ」「北海道」などの地域が目的地とされてきました。

しかし、地域を目的地とすることで

その地域の知名度はあがりますが、

その過程で生まれた顧客は、

あくまでもエリアに根差した顧客になってしまいます。

そこで、

地域ではなく宿泊施設やテーマパークなどの商業施設を

旅行の目的地とさせることで、より強固な顧客とのつながりを作り、

他社との差別化を図っていく戦略が求められます。

 

例えば、誰もが知っている

「東京ディズニーリゾート」

 

東京に行くついでに遊びに行くのではなく、

ディズニーに行くために東京を訪れる人が多いのではないでしょうか。

 

従来は旅行関連産業で使われていたこのフレーズですが、

私はどの業界においても大切な視点ではないかと思います。

 

当社がお客さまへ提供できるサービスも当然同じです。

手段としてのメディア制作を目的地としてしまうと、価格競争に陥ります。

それは、結果的に出来上がった制作物が目的地だからです。

 

しかし、私たちの目的地は違います。

  • お客さまに選んでいただけるようにビジネスを研ぎ澄ませていくこと
  • お客さまの困りごとをお客さまと一緒に解決できるパートナーとして結果を出すこと

そして、何よりも

私たちのビジネスに関わる全ての人々(お客さま、社員、協力会社、地域など)が

幸せになれるような仕事ができること

 

そんな存在になることが私たちの目的地です。

 

だからこそ…

私たちは、そのための採用活動をします!

私たちのビジョンに共感する人材を採用することが

ゴールではありません。

なぜなら、私たちの目的地はもっと遠いところにあるからです。

 

入社をスタートラインとし、

私たちのゴールを共に目指せる仲間を探していきます。

私たちの採用活動とは、

いつでも目標に向けた通過点にすぎないのです。

2011年2月9日  研究テーマ:,
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