ディズニーも注目する、次元を超えた空間訴求

今巷で話題のAR技術。先日こんな記事を見つけました。

 


『ディズニーが開発するAR絵本』

 


モバイル・プロジェクターを使って絵本の中に3Dキャラクターを映し出し、

ストーリーに沿ってキャラクターが歩いたり飛んだり跳ねたりするという技術を、

ディズニーリサーチとカーネギーメロン大学の共同チームが開発したそうです。

 


この技術は絵本だけに限らず、壁、ゲームボード、またはテーブルが、

このツールを使うことで、子どもたちの遊び道具にもなるとのこと。

 


このディズニーが開発するAR絵本に使われている「AR」と言う技術は5年前くらいから注目され、

ここ数年では様々なイベントやキャンペーンなどのセールスプロモーションに活用されています。

 


ARの活用で少し前に注目されたのが、IKEAです。

大型の家具や家電を購入する時には、サイズが入るかどうか。

部屋に置いた時にどうなるかは最重要課題です。


それを解決したのが、まさにIKEAのARカタログです。

 


http://www.ikea.com/ms/ja_JP/virtual_catalogue/online_catalogues.html

英国の玩具メーカーのHidden社でこんな事例があります。

100人の親に印刷された玩具の写真を見せた場合とARで玩具を体験させた場合の購買率を比較しており、

印刷された写真(2Dのカタログ)の購買率45%に対し、ARの購買率は74%と、ARの効果が高いことが示されている。

 


つまり、具体的に自分の部屋に設置するイメージが浮かんだり、

自分が使っているイメージができると購入意欲が強くなることが分かります。

IKEAのカタログは顧客が持つ最も重要だと考えられる課題を解決するためにAR技術を活用したのです。

 


同様に、今までのセールスプロモーションでは伝えきれなかった部分をAR技術を用いることでさらに深く伝えることができます。

 


興味・関心を持たせたい。

インパクトを持たせたい。

話題になるようなものが欲しい。

紙面だけでは伝わりづらい情報を的確に伝えたい。

商品を疑似体験をしてほしい。

 


このAR技術は、今までの広告戦略に活用していたものにさらにプラスαすることができるので、

今まで使っていたものに新たな付加価値として展開することでさらなる効果を生み出す可能性を秘めています。

 


当社でもARを活用したサービスを行っております。

事例や資料等もご用意していますので、ご興味がありましたらぜひご相談ください。

2013年7月23日  研究テーマ:
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