世の中の矛(ほこ)と盾(たて)。

僕は日ごろ、ほとんどテレビを見ません。

テレビがどうどか批判する気もありません。

ただ単純に、テレビを見ることよりも優先順位の高いことがいろいろとあり

限られた時間をそちらに使っているのでテレビを見る時間がないというだけのことです。

 

そんな僕が、いま唯一見ているテレビ番組『ほこ×たて』

これは他のことをする時間を割いてでも見たい面白い番組です。

 

番組の主旨は単純。

その名の通り「矛盾(むじゅん)」の語源をそのままテーマにした対決番組。

 

「どんな盾でも貫く矛」と「どんな矛も通さない盾」…。

世の中に存在するこの“矛と盾”と同じような矛盾している二つのものが実際に対決したら、

一体どっちが勝つのか?

 

例えば「絶対に穴が開かない金属」VS「どんなものにでも穴を開けられるドリル」の対決。
番組上の演出も多分にあるでしょうが、それを踏まえた上で見てもとても面白いのです。

 

でも、僕がこの番組を見る理由は他にあります。

面白いのはもちろん、出演する人たちはその専門分野はマチマチながらも

みなその道を極めようと熱く生き、熱く働いているのです。

 

それを見るとめちゃくちゃモチベーションが上がります。

もし、自分があそこに登場するとしたら何の分野でどんな対決ができ

そして勝つことができるのか?

 

そこまで何かを突き詰めて生きているのか?

そこまで何かを突き詰めて仕事をしているのか?

 

答えはイエス。

そして、ノー。

 

もっともっと頑張ろう!という気持ちがこみ上げてきます。

今までの自分の頑張りは、ほんとうに頑張りなのか?

自分は頑張っているつもりでも、それはあくまでも自己評価。

 

「頑張っているのに、評価してもらえない」という人もたまにいますが、

評価されないのには理由があります。

その頑張りはあくまでも自分基準であり、自分評価でしかない。

そんな自問自答ができるテレビ番組。

 

これはサービス業でも、小売業でも、製造業でも、様々な業界業種

すべてにおいて当てはまります。

 

そこまで何かを突き詰めて生きているのか?

そこまで何かを突き詰めて仕事をしているのか?

 

僕たちは、お客さまに評価していただけるようもっともっと突き詰めていきます。

僕たちは、お客さまに喜んでいただけることを突き詰めていきます。

2011年10月25日  研究テーマ:
ページの上部へ