「個性」≠「(生まれつきの)パーソナリティー

暑い日が続くと食べたくなるもの。

・そうめん

・つけ麺

・ビビンパ

・鰻丼      etc…

 

いろいろとありますが、

私は金曜日に食べると決めているものがあります。

 

それは、

「ラー油ネギだく冷奴」

 

食べるラー油と白髪ネギを豆腐が見えなくなるほど加えて食べることで、

平日の疲れをとり週末の活力としています。

しつこい疲れと戦っている方は一度お試しください。

 

 

さて、そんなスタミナメニュー好きの採用担当より、

本日のテーマ「個性」です。

 

 

日本人は「個性」という言葉が大好きです。

 

一般的に日本人は目立つことを得意としないとされていますが、

その反動として「個性」重視の教育を受けてきているともいえます。

 

・他人と同じではダメ

・自分にしかできないことがあるはず etc…

 

さらに時には、

・「個性」が見つけられないのはイケないことだ。

・人と違う点がないと存在意義がない。

 

とまで考えてしまっている人もいます。

 

ここまでくると、

個性重視の「教育」ではなく、社会からうける無言の「脅迫」です。

 

 

しかし、私は考えます。

はたして約1億3,000万人が暮らす日本において、

自分にしかない「個性」を持つことは可能なのか?

 

「個性」=「(生まれつきの)パーソナリティー」

この考えを続ける以上、現実的に不可能です。

 

しかし、

「個性」=「(人生経験で積み上げた)パーソナリティー」

こう考えれば可能ではないかと。

 

 

同じ条件(職場・仕事内容・期間)で仕事をしても、

個性へのつながり方は人それぞれです。

 

となれば、

個性とは生まれつき持っているものではなく、

人生を通じて自分自身で確立していくものだと思います。

 

 

ですから、

学生の方には「私は個性がない」と嘆かないで欲しい。

なぜなら、ほとんどの学生に自分だけの「個性」はないのが現状だから。

 

 

それよりも、

これからの社会人経験でどう自分の「個性」を確立していくかを、

真剣に考えてください。

 

 

「個性」がない学生よりも、

「個性」がない社会人の方が悲しいじゃないですか…

 

 

 

こんな風に考える私も、

「個性」重視教育の産物かもしれないと思う今日この頃です。

2011年8月4日  研究テーマ:,
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