ウサギよりも「働きアリの法則」

 

あらゆる組織において

「働きアリの法則」というものが当てはまると言われています。

働きアリと呼ばれているアリの中でも、

【頑張るアリが20%、普通のアリが60%、働かないアリが20%】

という構成になり、
働かないアリを組織から外しても
頑張るアリと普通のアリから
また20%の働かないアリが出てきてしまい
この比率はほぼ変わらないという法則です。

 

そしてこれは、
人間の組織においても同じだと言われています。

そして、
ある書道家のことば。
「人は変えられない。自分なら変えられる。
自分が変われば環境も変わり、まわりの人も変わる。」

(書道家 武田双雲さんのことばです)

 

この2つのことを考えながら、
昨年から社内で始めた取り組みがあります。

 

「Project B」


BはブランドのBです。

 

それは、
「小さなカテゴリで一番になること」
をキーワードに月イチの勉強会や課題を出して
個人、チームのモチベーションアップやスキルを磨いています。

(ブランド戦略の専門家、村尾隆介さんから教えていただいたことをベースにしています)

 

ブランドといっても大企業のようなブランディングではなく、
中小企業のためのブランド戦略です。

 

自分たちが一番になれる「勝ちどころ」はどこか。
当社を選んでいただくことが、
お客さまにとって何がどんなふうに得になるのか。

 

ものすごく端的に言えば、
ブランド=差別化=選ばれる価値づくり
と言えると思います。

 

日本人の特性として、
ものづくりを真面目に取り組んでいく能力は高くても
それが他よりどう優れているのか説明することに関しては
特に中小企業は苦手であるというのも事実だと思います。

 

いくら良いものをつくっても、
選ばれなくては意味がない。

 

選ばれなくては、
お客さまへ貢献し喜んでいただくことも
できない。

 

これは、
「成熟しきった日本市場において、中小企業が活路を見出す重要な手段のひとつ」
だと考えます。

 

だからこその、「ブランド戦略」の重要性。

 

そして、
この取り組みによって私たちは組織の中での
「頑張るアリ」であり続けようとしています。

 

そして、色々変えていこうと思っています。

 

 

みなさま、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

2011年1月5日  研究テーマ:
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